2017年6月26日月曜日

Xfce4 で ThinkPad T400 のタッチパッド手前にある2つのボタンを無効化させたい!

最近までは ThinkPad T400 を自宅で使う際にはもっぱら Happy Hacking Keyboard Professional2 をつなげて使っていたのだが、文学作品、なかんずく屋号にもしている『気まぐれの夏』の翻訳などという無茶なことを本気でやり始めると、あっという間にデスクの上には辞書やら本やらが大量に散乱してしまう破目になる。そうなると、外付けキーボードをどこかにどけてから ThinkPad 本体のキーボードを使って、少しでも本や文房具を置けるスペースを確保してやらないと、どうしようもなくなってしまうのだ。そうなると、ThinkPad のキーボードを直接叩くことになる。IBM時代に製造された大昔の機種であれば、何の問題もなかったのかもしれない。ところが、いつの頃からかいろいろと「要らない」ギミックが付けられるようになったが、なかんずくタッチパッドとタッチパッドの手前側に付いている二つのボタン、それから(IBM時代の機種からもあったとは言え)ブラウザキーこそが、その最たるものではなかろうか。意図せず触れてしまって予期せぬ動作をされた末に大あわてしたという経験をお持ちの方は、決して少なくなかろう。

Windows を動かしている場合だと、Lenovo のサイトから然るべきアプリケーションをダウンロードしてインストールしてしまえば、事はすべて解決できてしまう。また、Linux を使っている場合であっても、X Window System(以下では、Xと略記)上でタッチパッドとブラウザキーを無効化させることはきわめて簡単で、実際ウェブ上には設定方法を記したサイトがたくさんある。だが、その一方で、X を動かしている時にタッチパッドの手前にある、あのむくつけき二つのボタンを無効化する方法について説明したサイトについてはなかなか見付けられなかったので、ずっと不本意な挙動を甘受せざるを得ない状態だった。だが、幸いなことに、分かりやすい解説を最近になってようやく発見できた。次のサイトが、それである。

タッチパッドの下手前側ボタンの無効化 on linux

上記のサイトで解説されていることがらに一言付け加えておくとすれば、ズボラをしてこの方が書かれているコマンドラインをそのままコピペしないことという一言に尽きる。機種ごとに装着されているハードウェアが異なっているのだから、機種によってコマンドを投入して返される値も異なったものになる。至極当然と言えばそれまでなのだが、わたしのようなものぐさはついついこのことを忘れてズボラなことをしてはまってしまうのだ……。

それはともかく、手順は次の通り。

(1)タッチパッドに関するハードウェア情報を取得

xinput list

コマンドを投入してから、

SynPS/2 Synaptics TouchPad

の行に出て来る id をメモすること(この値は、ThinkPad の機種によって異なる)。

手元にある T400 の場合だと、12という値が返って来た(もちろん、型番によって異なる可能性もあるので、きちんとお手元のマシンでコマンドラインを投入されたし)。

xinput get-button-map 12


とターミナルエミュレータにコマンドとオプションを投入する。

すると、

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

と返してくる。

上記のサイトの方も記されているように、左クリックは1番、右クリックは3番に割り当てられており、上記の1と3をともに

0

に直すと無効化することが可能となる。

(2)設定ファイルの準備

わたしの環境ではコンソール画面から startx コマンドを投入して Xfce4 を起動させている。

もちろん ~/.xinitrc に直接 xinput コマンドに関する文字列を書き込んでも構わないのだが、気分次第で KDE などの別のデスクトップ環境に浮気したくなる時だってある。

そうした場合に備えて、わたしは ~/.xprofile に書き込むことにして、Xfce4 に作成した~/.xinitrc にこのファイルを読み込ませるよう設定することにした。

~/.xprofile に

xinput set-button-map 12 0 2 0 4 5 6 7 8 9 10 11 12

と記す。お手元の環境にこのファイルがない場合には、作成すればよい。

次に、~/.xinitrc に

source ~/.xprofile

と書き込む。ただし、ここにもあるように、exec コマンドの前に書き込む必要がある。

X を再起動させれば、件の二つのボタンは問題なく作動しなくなっているはずだ。(ただし、サスペンドから復帰させた際にはなぜかこの設定が無効化されてしまって、元の木阿弥になってしまう。そうした場合には、素直に X を再起動させよう。)

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